神田川写真集。東京・神田川に架かる井の頭池から隅田川(大川)までの神田川140の橋。
神田川の探索を通して、神田川歴史や江戸歴史をご紹介いたします。
神田川に架かる140の橋は神田川24.6kmを歩いて散策した、神田川写真集です。

神田川の出発点の001-水門橋の近くにある神田川の碑です。
神田川は、東京都三鷹市井の頭恩賜公園内にある「井の頭池の水門橋」から出発し、杉並区、中野区、新宿区、豊島区、文京区、千代田区、台東区を横断し両国橋で「隅田川」に合流する全長24.6kmの一級河川。
簡単に言うと「井の頭池」から東京の中心部を通って999-隅田川まで、西から東にながれるイメージ。
昔、江戸時代の頃、神田川は平川と呼ばれており江戸の町に飲料水を供給する大事な川で、治水や江戸政権防備のために流れを変えたりする工事も行われていたようです。
この歴史ある神田川を、「井の頭池」からその終点である999-隅田川まで、2007年の3月24日・3月31日・4月7日の3日合計約12時間かけて歩いて見ました。
ただ歩いてはつまらないと思ったので、神田川に架かる橋に焦点をあて、橋を撮影しながらの散策です。
都市化の影響で汚かった神田川もまあまあ綺麗でした。
散策した時期はちょうど桜の季節で、特に新宿区の辺りでは桜が満開。 橋の撮影に支障がある位に、視界をさえぎる綺麗な桜並木でした。
神田川沿線は、桜・椿(つばき)・山茶花(さざんか)・白サギ・鯉・鴨・亀等々、自然がいっぱいで「東京にもまだまだこんなに自然があるんだナ・東京の自然もいいじゃないか!」と痛く感激を覚えました。
でも、まだまだ綺麗にする必要があります。 私たちの住む町、東京、日本、世界をもっともっと綺麗にし次の世代に引渡す責務があります。
その過程で我々はもっともっと幸福になれる。
そんな思い、そんな願いを込めて神田川に架かる140の橋を撮影しました。
神田川の源泉は「井の頭公園(いのがしらこうえん)」にある「井の頭池」です。
かつて、池には湧き水が数ヶ所あったため「七井の池(なないのいけ)」と呼ばれていたが、江戸幕府の第三代将軍徳川家光(とくがわいえみつ)がこの地に鷹狩りに訪れた際に、土地の者に池の名前を尋ねたところ「なない=名無いの池」と聞き間違いをしたため、家光が「井の頭」の名前を与えて、自ら小刀で弁才天の傍らのこぶしの木にその名を刻んだことにちなむといわれています。
こぶしの木が枯れてしまったため、家光が「井の頭」と刻んだ木の皮は弁財天の宝物として大切に保管されたとのことです。
今も井の頭池のメインの橋は「七井橋(なないばし)」という名前です。
現在は七つの湧き水の中で、西北の「お茶の水池」、西南の「弁天池」、真ん中の「ボート池」、東側の「ひょうたん池」の4つの池が残っています。
井の頭の名前は第三代将軍家光にちなみますが、「お茶の水」の名前は徳川家康によるものであるらしいですね。
「お茶の水の由来」と題された東京都による看板には「その昔、当地方へ狩に来た徳川家康がこの湧水の良質を愛して、よく茶をたてました。依頼この水はお茶の水と呼ばれています」とあります。
大正6(1917)年開園の日本最初の郊外公園として計画的に整備された井の頭恩賜公園は武蔵野の自然を実に良く残してます。
この界隈ではカワセミの目撃例が多く、開園面積約38万3千平米の広大な公園は、野鳥が好きな人にもこたえられない場所ですね。
下のマップは神田川の全体像です。 073-中ノ橋 近辺で撮影した神田川散策マップを利用し作成しました。
「1位置」が井の頭池で001-水門橋があり、「2位置」が、隅田川と合流する近くの140-柳橋。
この間が神田川です。
神田川には幾つかの川が合流しており、その代表的な川は、善福寺川と妙正寺川です。
善福寺川は善福寺池が源で神田川の060-栄橋と061-和田見橋の間で神田川に合流します。
「7位置」〜「3位置」が善福寺川です。
妙正寺川は妙正寺池が源で神田川の105-高田橋で神田川に合流します。
「8位置」〜「4位置」が善福寺川です。妙正寺川は江古田川と合流しており「9位置」〜「10位置」が江古田川。
尚、神田川は分流もしていて、その代表的な川は、日本橋川です。その地点は128-小石川橋辺りで「5位置」です。
日本橋川自体も分流していて、その代表的な川は、 亀島川です。その分流は「6位置」です。
「6位置」はマルマークが大きく、亀島川の始点と終点が入っています。(判りにくくてスミマセン)
日本橋川も亀島川もそれぞれ隅田川に合流しています。
近い将来、ここに挙げた全ての川を散策し写真に収めたいと思っております。
神田川には同じ名前や似たような名前の橋がいくつかあります。
例えば、神田橋は3つです。
さらに"神田"の付く橋は"神田上水橋"と"神田ふれあい橋"の2つで、合計5つの橋に"神田"が付きます。
そうすると、彼女とデートするとき「神田川の神田橋で待つ」なんて恋文を送っても、
愛しき彼女とランデブー出来る確率は1/3〜1/5となります。
さらには、神田川検定試験が出来た際には試験にも出題されるかも知れませんね。
この様な事故防止、受験対策として(笑)、勘違いしやすい橋を整理しましたのでご活用下さい(^^)
尚、橋の番号は私が勝手に割り当てた番号で水門橋から順番につけました。
ただし、無名橋や鉄橋等は対象としていません。
| 神田 | 007-神田橋 | 037-神田橋 | 057-神田橋 |
| 004-神田上水橋 | 135-神田ふれあい橋 | ||
| 月見 | 015-月見橋 | 072-月見橋 | |
| 高砂橋 | 016-高砂橋 | 063-高砂橋 | |
| むつみ | 018-むつみ橋 | 033-むつみ橋 | 059-睦橋 |
| やなぎ | 020-やなぎ橋 | 066-柳橋 | 140-柳橋 |
| 和泉 | 050-和泉橋 | 136-和泉橋 | |
| 栄橋 | 060-栄橋 | 083-栄橋 | |
| 宮下 | 010-宮下橋 | 011-宮下人道橋 | |
| 清水 | 014-清水橋 | 100-清水川橋 | |
| 方南 | 052-方南第一橋 | 053-方南橋 | |
| 小滝 | 090-南小滝橋 | 092-小滝橋 | |
| 江戸川 | 115-江戸川橋 | 120-西江戸川橋 | |
| 白鳥 | 123-新白鳥橋 | 124-白鳥橋 | |
| 隆慶 | 125-新隆慶橋 | 126-隆慶橋 |
この神田川の橋を散策し後で気づいたことですが、"はし"でも"ばし"でもどちらでもいいのかなとと思いました。
それは道路標識に外人さま向けにローマ字で書かれた文字が、橋名は"○○はし"でも道路標識は"○○BASI"を書かれている場合が結構あったんです。
つまりこれは読みを指示する方の感性の問題?もし発音規則・表記規則をご存知であれば教えて下さい。
今回歩いたルート(神田川)をご紹介いたします。
井の頭池の水門橋から柳橋まで、地図の計測では24.39km。高度差47mですから、平坦ですね。