神田川に架かる140の橋 あしはら橋

神田川写真集。東京・神田川に架かる井の頭池から隅田川(大川)までの神田川140の橋。
神田川の探索を通して、神田川歴史や江戸歴史をご紹介いたします。

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005-あしはら橋(あしはらばし)

撮影 03/24 12:03   -BACK-   -NEXT-

神田川に架かる140の橋の5番目はあしはら橋です。

あしはら橋の外観
4番の神田上水橋と同じ色で写真だけみたら見分けが付きませんね。


あしはら橋は葦(あし)の原があったことから来る名前なんでしょうか?

かつて日本の水辺にはたぶん葦の原が広がっていたことでしょう。

葦はイネ科の植物で、葦葺き屋根などに使われるものですが、「あし」という読みが「悪し(あし)」と同じということで、同じ漢字で「良し(よし)」に通じる「ヨシ」の読み方に言い換えられて定着したものでなんですね。

「アシ」も「ヨシ」も同じ植物のことであることは意外と知られていないのではないでしょうか。

あしはら橋の親柱
はっきりしない写真ですが"あしはら橋"と書いてあります。


ちなみに学術的に用いられる和名(わめい)でも「ヨシ」となっています。

これを敢えて「あしはら」と呼ぶわけだから、この辺りでは、「ヨシ」ではなく「アシ」という名前で呼ばれていたのでしょうか?

ちなみに水辺に草が茂る環境は、トンボの仲間にとって非常に大切な環境です。

日本全国で激減したトンボであるアオヤンマやネアカヨシヤンマはまさにこのような環境の中でしか生きられない種類です。

都会でも見られるトンボとしては、黒字に白い腰巻のような模様の体を持つコシアキトンボ、体全体が青っぽいシオカラトンボなどですが、これらは比較的汚れた水でも幼虫(ヤゴ)が生きることができて、且つ川、池、沼、どぶの底の泥に卵を産むという習性をもつトンボです。

それと比較して、ギンヤンマなどは水辺の草の茎に産卵し、幼虫は比較的きれいな水の中に生息するトンボです。

わたしは散歩の途中、東大駒場キャンパス近辺で、ギンヤンマや、ヤマトンボといったきれいな水の中で幼虫が生活するトンボをいくつか見ていますが、神田川の水源近くにはこのようなトンボにも時期が合えば出会えるんだろうなと思っています。

彼らはどこの葦の茎に生まれた卵から育ったのでしょうか。

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