神田川に架かる140の橋 あかね橋

神田川写真集。東京・神田川に架かる井の頭池から隅田川(大川)までの神田川140の橋。
神田川の探索を通して、神田川歴史や江戸歴史をご紹介いたします。

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017-あかね橋(あかねばし)

撮影 03/24 12:58   -BACK-   -NEXT-

神田川に架かる140の橋の17番目はあかね橋です。

あかね橋の外観
あかね橋の外観
川が蛇行していますね。


「あかね」とはアカネ科のつる性の多年草で、日本では本州、四国、九州に広く分布し、路傍や林の縁によく見かける植物です。

根が乾燥すると赤黄色から橙色となることから、「赤根」が転じて「アカネ」と呼ばれるようになったそうです。花は小さく、もともとこの植物を知らなければ横を素通りしてしまいそうな目立たない植物ですね。

日本では紅花よりも古くから赤色の染料として用いられ、ヨーロッパでは昆虫記で有名なジャン・アンリ・ファーブルがアカネ染色法の特許を取ったことが有名ですね。

あかね橋の親柱
あかね橋の親柱
橋名表札がきれいです


所で、江戸にはアカネは沢山あったのでしょうか。

溜池(ためいけ)付近にも「アカネ」にちなむ古い地名がいくつか見られます。

この橋の名前の由来もこの「アカネ」なんでしょうか?

ちなみに、このあたりの護岸は改修工事でコンクリートで固められいて、少しでも潤いのある親しみの持てる川にしようという想いから、鯉の放流や川床等への植栽などの工夫がなされています。

015-月見橋から 025-池袋橋」 までの約1キロにわたって、黄菖蒲(きしょうぶ)が植えられており5月中旬頃の花の季節になると、「アカネ色」ならぬ見事な黄色で埋め尽くされています。

護岸で埋め尽くされる前には黄菖蒲(きしょうぶ)ではなく、「アカネ」が沢山自生していたのでしょうか。

この辺りはアカネが自生していても、ちっともおかしくない環境です。

今度この橋の近くを歩く時には注意して路傍の草を観察してみようと思います。

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