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藤和橋(わとうばし)
神田川に架かる140の橋の31番目は藤和橋です。
藤和橋の外観。
欄干は「藤」をイメージか?
藤和橋の欄干は「藤」をイメージして作られており、中々洒落た感じの橋です。
近くには032-八幡橋のところから続く「藤和緑地(とうわりょくち)」があり、親水設備も設けられ、藤棚風のベンチもあり、自然豊かな風景です。
「藤和緑地」の近くの遊歩道の桜並木は「枝垂桜(しだれざくら)」で、「枝垂桜」はヒガンザクラの変種で、4月頃の開花となり、ややピンク色の濃い花が咲きます。
花枝が垂れ下がるような形状からこの名前がつけられたらしいです。
それに対して神田川のほかの場所の桜、ソメイヨシノは、江戸時代末期から明治時代初期に江戸の染井村(そめいむら)(現在の東京都豊島区駒込)に集落を作っていた造園師や植木職人によって「吉野桜」として売り出されたもので、エドヒガンザクラ系のコマツオトメとオオシマザクラの交配で生まれた園芸品種です。
つぼみの時にはピンクがかっているが、満開になると白くみえるのが特徴です。
ちなみに気象庁が行う「開花予想」はこのソメイヨシノに関するものです。
神田川の遊歩道を歩きながら桜を眺めると、確かに「藤和橋」の辺りの桜の花の色がややピンクがかり、それまでの川沿いの桜とは違うということが実感できるはず。
例えば東京都内の場合、3月中旬から割き始める「寒桜(カンザクラ)」、その次に咲き始める「彼岸桜(ひがんざくら)」、3月末頃から咲き始める「染井吉野(ソメイヨシノ)」、そして「枝垂桜」「八重桜(ヤエザクラ)」が花が咲く順序です。
花見の際には、桜の品種の違いなども注意してみると面白いのではないでしょうか?
藤和橋の親柱。
オブジェのねじれ作るのたいへんだったでしょうね。
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