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向田橋(むこうだばし)
神田川に架かる140の橋の56番目は向田橋です。
向田橋の外観
1つ上流のたつみ橋の水位とはかなり格差があります。なぜでしょうかね?
下流の「神田橋」から柳並木があり、それが途切れたところがこの「向田橋」である。
地下鉄丸の内線の「方南町(ほうなんちょう)駅」が最寄の駅である。かつては神田川西側に「向田」という地名があったということであり、それがこの橋の名前の由来ではないかと考えられる。更に「神田川遡上(かんだがわそじょう)」では、「雑色村」の中心から見て、神田川の向こう側にある田地という意味合いで「向田」の地名が発生したのではないかと推理している。
「雑色村」のあったところには「角田橋」隣に「神田橋」そして「向田橋」と「田」に関連した名前が数多く使われているところを見ると、この辺りはよほど田圃を作るのに向いていたのだろうか?
「角田橋」のところでは、「神田橋」の名前の由来が「多田神社」が運営する「神田」から来たかも知れないという推測を述べたが、一帯全てがもしかしたら「多田神社」の寺社領であった時代があったのかもしれない。
「向田橋」の近くには「雑色子どもの遊び場」という名前の公園があり、「雑色」の地名の名残が見られる。
この「雑色子どもの遊び場」は少し代わっていて、沢山の果実がなる樹木が植えられているらしい。
「キンカン」「琵琶」「イチジク」「ミカン」等があるそうである。
向田橋の親柱
通行する車両などから傷を付けられるのでしょうか?痛々さを感じる表札です。
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