神田川に架かる140の橋 万亀橋

神田川写真集。東京・神田川に架かる井の頭池から隅田川(大川)までの神田川140の橋。
神田川の探索を通して、神田川歴史や江戸歴史をご紹介いたします。

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088-万亀橋(まんきばし)

撮影 03/31 13:25   -BACK-   -NEXT-

神田川に架かる140の橋の88番目は万亀橋です。

万亀橋の外観
万亀橋の外観


JR総武線東中野駅近くにある橋。

この橋から暫く進むと亀齢橋(きれいばし)という橋もあり、「亀は万年」にあやかり、長寿を願ってつけられた名前かも知れないし、近所の古い地名に亀のつく地名があったことからくるのかも知れない。

川岸は護岸工事でコンクリートで固められているもののソメイヨシノの桜並木が神田川に沿っており、桜の季節になると付近住民が数多く花見を楽しみに来る。

川沿いの遊歩道には、ベンチや運動用の鉄棒・観賞用の小川など点在するが、花見の季節にはどこも花見客で埋め尽くされる。

それほどここの桜は見事である。総武線東中野界隈で最も大きな建物は結婚式場の日本閣であったが、2007年には高層マンション&ショッピングモールに建て替えられた。

今をさかのぼる大正時代、東中野駅近く一帯は田園地帯だったそうである。

駅から2kmほどのところに蚕糸試験場(東高円寺、現在の蚕糸の森公園)という農業研究所があったが、そこの大池が大雨の度に溢れて、田んぼの中に研究所の鯉も流れてくることに目をつけた付近のある黒田さんという人、300坪ほどの釣堀を始めた。

ところが当時、神田川ではすり潰したエゴの実の汁(魚には猛毒)を川に流して、麻痺した魚を捕まえる風習があり、これが釣堀に流れて鯉が全滅。

黒田さんから権利を買い取った「鈴木や」は「金魚の釣堀」として再スタート、その釣堀でいつしかお酒や食事を供するようになったのが日本閣の元祖ということである。

万亀橋の親柱
万亀橋の親柱


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