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睦橋(むつみばし)
神田川に架かる140の橋の59番目は睦橋です。
睦橋の外観
この睦橋は「都立中野養護学校」の門に続きます。
養護学校の生徒の便宜のために作られた橋なのかもしれませんね
「睦橋」は「角田橋」と「栄橋」の間に架かる橋である。
川沿いの道路から橋を渡ると「都立中野養護学校」の門に突き当たる。
つまり養護学校の専用橋のようである。
川沿いには柳の並木が続き、近くには「宝福寺(ほうふくじ)」や「多田神社(ただじんじゃ)」等の歴史有る神社仏閣の存在する歴史を感じさせる地域である。
「角田橋」の近くにある「多田神社」の西側から裏手にまわると、「宝福寺」である。かつての「多田神社」の「別当寺」であるが、創建年代は不明で、諸国巡遊中の「聖徳太子」がこの地にお堂を建てたのが始まりという伝説が残っている由緒あるお寺だ。
神田川沿いの散歩の次いでに、神社仏閣を見学するのもよいかもしれない。
さて、全国的に「むつみ」という地名がつけられている場所の多くは、「町村合併などがなされたところ」「二つの地域を結ぶ場所」である。
書いて字のごとく「仲むつまじくあるように」という願いを込めてつけられたというわけである。
「角田橋」の西はかつての「雑色村(ぞうしきむら)」、東は「多田町(ただちょう)」である。
ここの「睦橋」は、「雑色村」と「多田町」が仲むつまじくあるようにつけられた名前なのだろうか?
「八幡橋」と「弥生橋」の間に架かる「むつみ橋」は、「高井戸」と「浜田山」を繋ぐ橋であるから、こちらも同じような意味なのだろうか?
「あかね橋」「錦橋」間の「むつみ橋」は両岸ともに高井戸西となっている。
昔、複数の村が合併したという事実でもあれば、一般論が適用できるのであるが。
睦橋の親柱
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