神田川に架かる140の橋 向陽橋

神田川写真集。東京・神田川に架かる井の頭池から隅田川(大川)までの神田川140の橋。
神田川の探索を通して、神田川歴史や江戸歴史をご紹介いたします。

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035-向陽橋(こうようばし)

撮影 03/24 14:10   -BACK-   -NEXT-

神田川に架かる140の橋の35番目は向陽橋です。

向陽橋の外観
向陽橋の外観
白線がわかりますか?
川の水が護岸の白線に達すると自動的にサイレンが鳴ります


向陽橋の名前の由来は、この橋の南にある「向陽中学校」の由来と共に謎です。

向陽中学校はもともと下高井戸中学校と言う名前であったそうですが、下高井戸地域以外の生徒も通うようになったことから名前を向陽中学校としたらしい。

向陽橋自体は戦時中に米軍が撮影した付近の写真を見る限り存在はなく、戦後の橋であると考えられます。向陽という地名があったのでしょうか?

一般的な地名論の中で、「向陽」の地名が使われるところは、「日の光が明るく差し込む東に面した斜面地」が多いらしい。

地名とは関係ないが中国では、この漢字で「シャンヤン」と読み、ひまわりの意味です。

もともと向陽という地名があったにせよ、無かったにせよ、この場所には夜明けの光が豊かに降り注ぐのでしょうか?

ちなみに向陽中学校の校庭には万葉集の時代の植物が観察できる万葉植物園(まんようしょくぶつえん)と水琴窟(すいきんくつ)があり、一般見学も可能です。

水琴窟とは、茶室の前の庭園などに作られ、土中に甕などを埋めて、水がその中に落ちるときれいな音がするというまことに風流なものです。

散策の合間に見学してみると良いかも知れません。

ところで向陽橋の護岸の上から1メートルぐらいのところに白線があり、「お願い、川の水が護岸の白線に達すると自動的にサイレンが鳴ります」とのたて看板があります。

神田川は昔から頻繁に氾濫する河川ですが、この辺りも洪水の被害がかつてあったのでしょう。

水と戦ってきた神田上水の歴史は今も確かに息づいている。

向陽橋の名前
向陽橋の名前


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