神田川に架かる140の橋 中井橋

神田川写真集。東京・神田川に架かる井の頭池から隅田川(大川)までの神田川140の橋。
神田川の探索を通して、神田川歴史や江戸歴史をご紹介いたします。

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047-中井橋(なかいばし)

撮影 03/24 14:57   -BACK-   -NEXT-

神田川に架かる140の橋の47番目は中井橋です。

中井橋の外観
中井橋の外観


「中井橋」の右手には「和泉二丁目公園」があり、左手の道を少し進んで右に曲がると道沿いには「貴船神社(きふねじんじゃ)」があります。

046-宮前橋の近くにある「和泉熊野(いずみくまの)神社」の末社がこの「貴船神社」です。

「貴船神社」の境内の池は「御手洗の小池」と呼ばれ、かつてはいかなる時にも枯渇することがなく、「和泉」の地名もこの池に由来すると言われています。

橋の名前の中にある「井」とは、この「御手洗の小池」のことを指すと考えて良いのではないでしょうか。

「御手洗の小池」は10坪ほどの泉で、「いかなる時にも枯渇することがない」はずであるが、残念ながら現在は湧水が涸れてしまい、コンクリートで固められて、かろうじて小さな池として残っているだけです。

ここの湧き水は「清酒が湧き出していた」とも言われる程、良い水質を誇っていたらしいです。

湧き水が涸れたのは昭和40年代の初頭で、この時期に神田川の改修や周囲の宅地化が丁度進んでいることから、それが原因であると考えられます。

「貴船神社」は、水の神様である「たかおかみのかみ」を祀り、古代の祈雨八十五座の一座とされるなど、古くから雨乞いの神様として崇拝されている神社で、古来より、晴れを願うときには白馬が、雨を願うときには黒馬が奉納され、現在では実際の馬に変わって絵馬を奉納するようになったのが、神社の絵馬の由来とも言われています。

水の神様を祭る貴船神社の境内に、涸れることのない湧き水があったというのは大変似つかわしいことですね。

中井橋の親柱
中井橋の親柱


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