神田川に架かる140の橋 乙女橋

神田川写真集。東京・神田川に架かる井の頭池から隅田川(大川)までの神田川140の橋。
神田川の探索を通して、神田川歴史や江戸歴史をご紹介いたします。

スポンサードリンク

026-乙女橋(おとめばし)

撮影 03/24 13:29   -BACK-   -NEXT-

神田川に架かる140の橋の26番目は乙女橋です。

乙女橋の外観
乙女橋の外観
塗装がピンクで"乙女"らしいです。


乙女橋とは素晴らしい名前ですが、「乙女」とは女性ではなく、もともとは「お留(おとめ)」のことかも知れません。

目黒の地名に関して調べていた際に、防衛庁技術研究所のあるところが昔は徳川将軍家の狩猟地であり、お立場(馬と留めるところ)という「高見」が築かれ、将軍がその上に立って、崖下を家臣が駆け巡る様を眺めたということが書かれていました。

お立場の一帯は立ち入り禁止地区とされ、「立ち入りが留められている山」ということから一般に「お留め山」と呼んだということだそうですが、その文章の一説に「杉並区神田川に架かる乙女橋、新宿区の乙女山もお留め橋、お留め山と同じ理由」という言葉があり、興味を引かれました。

このお立場が橋の場合には、禁猟区とされ、排便・遊泳が禁止され、その禁を破った者は死罪になったそうです。恐いですね!

乙女橋の親柱
乙女橋の親柱
この乙女橋の近くに、花壇や水景施設等をもつ乙女橋緑地があります。


神田川は禁猟区とされた場所も確かに存在したからこの記述は何ら矛盾を感じるものでは有りませんね。

乙女橋は、もともとはこのような「お留め橋」から来た名前かも知れないものの、現在の「乙女橋」は、ピンク色の「乙女」にふさわしいかわいらしい橋になっていますね。

隣の025-池袋橋と、この「乙女橋」の間の遊歩道は春の季節になると、見事な枝ぶりの桜並木を楽しむことが出来ます。

だから、昔は「お留め」だったかも知れないけれど、今はその名の通り「乙女橋」と考えても良いのではないでしょうか?

スポンサードリンク

-BACK-   -NEXT-