神田川に架かる140の橋 寿橋

神田川写真集。東京・神田川に架かる井の頭池から隅田川(大川)までの神田川140の橋。
神田川の探索を通して、神田川歴史や江戸歴史をご紹介いたします。

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064-寿橋(ことぶきばし)

撮影 03/24 16:09   -BACK-   -NEXT-

神田川に架かる140の橋の64番目は寿橋です。

寿橋の外観
寿橋の外観


寿橋は寿というおめでたい名前を冠する橋で、中野通りを渡す橋である。

橋から中野通りを南に進むと、中野神明小学校に隣接した形で「神明氷川神社」がある。

新橋の近くにある「本郷氷川神社」は、文明元年(1469年)に「太田道灌(おおたどうかん)」が江戸城の鎮護の目的で武蔵国の「一の宮」を勧請したものでえあったが、「雑色(ぞうしき)」の地に分祀したのがこの「神明氷川神社」である。

「雑色」というのは、中野区南西端の神田川流域に府来るから見られた地名で、江戸時代から明治22年までは「雑色村」という地名があった。

宮中の雑事を行う役職を雑色というが、そのような人々に与えられた土地だからという説の他、西方の「大宮八幡宮」造営に関係した雑色に関連するという説もある。

ちなみに「寿」という言葉は、「結婚」に関連する言葉として近年使われることが多いようであるが、もともとはどのような意味なのだろうか?

おめでたいことばを三つも合わせた名前を持っている七福神の一つ「福禄寿(ふくろくじゅ)」を例にとってみよう。

中国の「道教(どうきょう)」の教えで、幸福、封禄(ほうろく)、長寿の三徳を具現化した神様といわれるものであるが、確かに「長寿」という言葉にあるように「寿」とは、「長寿」の徳のことを意味するのであろうか?

1つ上流の063-高砂橋の名前からの連想で、矢張り「結婚」に関連する意味合いがあるのだろうか?

とにかくめでたい名前であることには間違いはない。

寿橋の親柱
寿橋の親柱


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