神田川に架かる140の橋 栄泉橋

神田川写真集。東京・神田川に架かる井の頭池から隅田川(大川)までの神田川140の橋。
神田川の探索を通して、神田川歴史や江戸歴史をご紹介いたします。

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045-栄泉橋(えいせんばし)

撮影 03/24 14:53   -BACK-   -NEXT-

神田川に架かる140の橋の45番目は栄泉橋です。

栄泉橋の外観
栄泉橋の外観
まだ桜は咲いていませんが、咲いたらとっても綺麗です。


栄泉橋は龍光寺(りゅうこうじ)の山門の近くにある木製の欄干(らんかん)を持つ橋で、この界隈の神田川は両側が桜並木となっていて、しかも、水鳥が川面に休む姿も見られ都会の中とは思えない雰囲気をかもし出しています。

龍光寺は、泉湧山龍光寺(せんゆうざんりゅうこうじ)というのが正式な名前で、栄泉橋の名前の中にある「泉」はこれにちなむものかも知れません。

山号(さんごう:仏教の寺院名に付与される修飾語)の中にある「泉」は近くにある「和泉熊野神社(いずみくまのじんじゃ)」に関係のあるらしです。

寺号(じごう:寺の名称)である「龍光」とは神田川の水源である井の頭池(いのがしらいけ)から龍が下り、この付近で光を放ちながら昇天したとう伝承にちなむそうです。

このお寺の創建(そうけん:初めて造ること)は名応年間(1492〜1501)以前であり、まさに古刹(こさつ:由緒ある古い寺)ですね。

医王院(いおういん)という院号(いんごう:寺院の称号)もあり、本尊の薬師如来には江戸時代から難病に霊験ありとして信仰を集めていたということです。

東京都内に龍の伝説があるというのはいかにも驚きですね。まあ今は大都会でも、かの昔は田舎ですからね(笑)

ちなみに龍と竜の違いを皆さんはご存知ですか?

龍は神であり頭蓋骨の天辺にある鱗(うろこ)が円形であるのに対して、竜はその鱗が楕円形で龍ほどは偉くないのです。

逆鱗(げきりん)に触れるという言葉がありますが、これは、龍には一枚だけ逆方向に生えている鱗があり、それに触れてしまうと龍が怒り狂うという伝説から来ているそうです。

架空の生き物に関してですが昔の人の観察眼はすごいものがありますね。

隅田川の河童伝説、そして龍光寺の龍、神泉町の鉢を自在に操る謎の仙人、東京は研究のネタに事欠かない興味引かれる地域です。

栄泉橋の親柱
栄泉橋の親柱
木製の欄干です。


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