神田川に架かる140の橋 緑橋

神田川写真集。東京・神田川に架かる井の頭池から隅田川(大川)までの神田川140の橋。
神田川の探索を通して、神田川歴史や江戸歴史をご紹介いたします。

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009-緑橋(みどりばし)

撮影 03/24 12:24   -BACK-   -NEXT-

神田川に架かる140の橋の9番目は緑橋です。

緑橋の外観
緑橋だからペンキの色も緑?でもこの先の橋にもこれと同じ色の橋が結構ありました・・


緑橋の住所は杉並区久我山です。

"杉並"の由来は『明治22年上・下荻窪村と上・下井草村の4ヶ村が統合したとき村名に困り、江戸時代に田端・成宗両村を領していた岡部氏が、境界の目印に並べて植えた杉の木が成長して杉並木となったことにより、旅人や市場に通う百姓が、「杉並に行ったら一服しよう」など、道中の目印として語る内に俗称となっていたことにから、4ヶ村統合に当たり障りのない名前ということで各村とも妥協承知した。その杉並木は明治時代には取り払われて締まった。』とのことです

緑橋の親柱
フェンスの錆びたフレームが侘しい。杉並区がんばれ!


上流の 「002-よしきり橋」、 「003-夕やけ橋」、 そしてこの「緑橋」、などの童話的な名前が続く流域ですが、その名前は皆、地元住民の発案によるものであるとの事です。

緑橋の由来については、「みんなのふるさとに誇りをもって」と題された「井の頭・神田川を守る連絡会」会報に、次のような詩が掲載されています。


「白つめ草が笑っている
大地のぬくもり感じつつ
春の小川を行きましょう。
みんなの力で残した自然
優しい姿で残った自然
みんなで名づけた橋の名は
このみどりをいつまでもと
祈りをこめてみどり橋
見上げて想うは 夕やけ橋、
虫も魚も小鳥も木々も
みんな生き物
われらの仲間
ちいさな命に思いやり
よしきりの鳴く声偲び
よしきり橋・・・」

-以上、会報より引用-


神田川流域は、台風の度ごとに河川の氾濫が付近住民を苦しめてきましたが、それに対する対策として神田川の川岸もコンクリート護岸で覆われているところが多いです。

003-夕やけ橋」 が親水エリアとして人工的なせせらぎとなり、コンクリートの岸辺ではなく土の岸辺となっていますが、この詩の中に歌われている春の神田川の風景をいつまでも守って生きたいという付近住民の願いがこめられているのがこの「緑橋」なのでしょう。

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