神田川に架かる140の橋 千代田橋

神田川写真集。東京・神田川に架かる井の頭池から隅田川(大川)までの神田川140の橋。
神田川の探索を通して、神田川歴史や江戸歴史をご紹介いたします。

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067-千代田橋(ちよだばし)

撮影 03/24 16:23   -BACK-   -NEXT-

神田川に架かる140の橋の67番目は千代田橋です。

千代田橋の外観
千代田橋の外観
もっと接近して撮影したかった...


この千代田橋あたりの神田川の北側一帯は、昭和42年ごろまで千代田町の旧町名があった。

昭和6年からの名前であるが、急速な宅地化が進んだこの地で、川沿いの水田地帯だったかつての記憶を残す意味で千代田の名前がつけられたのが名前の由来であるという。

神田川の橋の名前の中にも022-佃橋など水田を思わせる名前が散見されるが、都内にも水田が沢山存在したのである。現在はどうかというと、東京都農業試験場の平成11年度のデータによれば、東京都の水田面積は251ヘクタール、米の生産量は999トンとなっている。

都市化により平坦地のほとんどが宅地や事務所ビル、工場用地となって、現在の水田は山間部のごく狭い地域に限られているということだ。

ちなみに1970年には約2500ヘクタールあった水田が、1975年には1000ヘクタール程となっており、水田面積は減る一方のようである。

この水田の減少は、ホタルの仲間、特に休耕田ではなく耕作田に発生するヘイケボタルの数の減少に大きな影響を与えているらしい。

ヘイケボタルの幼虫は体調が約1cmと非常に小さく、耕作の際の「代掻き(しろかき)」という作業で、その幼虫の天敵となるザリガニ等の数が減ることがヘイケボタルが増えるために必要な条件のようである。

事実東京都内での調査記録ではゲンジボタルよりもヘイケボタルの生息地の方が少なくなっており、ヘイケボタルの方が早く滅びてしまうかも知れないと言われている。

「千代田」の名前をもつこの橋の近くでも昔はヘイケボタルが沢山見られたかもしれない。

千代田橋の親柱
千代田橋の親柱
これもかなりピンボケの写真。もう疲れてそろそろビール飲みたい頃。


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