神田川に架かる140の橋 方南橋

神田川写真集。東京・神田川に架かる井の頭池から隅田川(大川)までの神田川140の橋。
神田川の探索を通して、神田川歴史や江戸歴史をご紹介いたします。

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053-方南橋(ほうなんばし)

撮影 03/24 15:21   -BACK-   -NEXT-

神田川に架かる140の橋の53番目は方南橋です。

方南橋の外観
方南橋の外観


方南橋は、「環七通り」を渡す橋である。

現在の方南一丁目、二丁目のあたりはかつて「和田村」の一部であり、「方南」の字名があったところらしい。

村の南の方面という意味の字名ではないかと「神田川遡上(かんだがわそじょう)」では推理している。 杉並区の資料によれば、「和田村。明治11年「郡区町村編成法」により東多摩郡に所属、同22年「市制町村制」により和田堀之内村大字和田字方南、大正15年和田堀町大字和田字方南、昭和7年東京市編入20区増設により、杉並区が成立、和田字方南・荻久保・向方南・峰をあわせて方南町とした。同41年新住居表示により環七通り以東の方南町を現行の「方南」とした。」とある。

橋の西側には円筒形の大きな建物がある。

これは神田川の取水施設だそうである。

神田川の水処理施設としては、下流にある「せせらぎ橋」近くの「落合水再生センター」もあるが、落合の施設が下水の浄化と神田川の水質改善を目的として、東京都下水局が管轄するものに対して、こちらは水の氾濫を防ぐための治水管理が主目的の施設で、東京都建設局の管轄だそうである。

ここから上流には、神田川の両側に遊歩道が整備されている。

取水施設の反対側の護岸には、大きな取水口の様子が良く見える。大雨などで水位が上昇すると、取水口のゲートが開いて、「環七通り」の地下40メートルのところの調節池に流れ込むという仕組みらしい。

取水口近くの神田川は、やや蛇行した流路となっており、この取水口がない頃には、台風などで神田川が氾濫したのかも知れない。

方南橋のネームプレート
方南橋のネームプレート


神田川取水施設
神田川取水施設
方南第一橋から方南橋の間に急に川幅が広くなり神田川取水施設が現る!
ここに大雨の時などに水を貯めて神田川の氾濫を防いでいるのですね。
圧倒されました。


神田川取水施設の標識
神田川取水施設の標識
環状七号線にあります。


神田川・環状七号線地下調整池の説明看板
神田川・環状七号線地下調整池の説明看板。


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