神田川に架かる140の橋 錦橋

神田川写真集。東京・神田川に架かる井の頭池から隅田川(大川)までの神田川140の橋。
神田川の探索を通して、神田川歴史や江戸歴史をご紹介いたします。

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019-錦橋(にしきばし)

撮影 03/24 13:01   -BACK-   -NEXT-

神田川に架かる140の橋の19番目は錦橋です。

錦橋の外観
錦橋の外観
河床に段差があり、人口的な障害物があります。


錦橋は付近住民の便を考えて作られた歩行者専用の橋です。

錦橋とは美しい名前ですが、この橋から下流方向を眺めると「高井戸駅」の高架と、「杉並清掃工場」の高い煙突が目に入ります。

このような風景になってしまったからでしょうか、付近の河床には段が設けられて魚巣になるようにしてあるなど、景観や環境に気を配った整備が行われています。

錦橋の親柱
錦橋の親柱
カッコいい表札ですね。真鍮製?


事実この橋の近くの神田川では鯉などを比較的豊富に見ることが出来ます。「錦」の名前も美しい風景を取り戻したいという住民の気持ちがこめられたものかも知れませんね。

そもそも「錦(にしき)」という言葉は様々な色の糸を用いて織り出された織物の総称の事。

「錦」と聞けば、「小倉百人一首(おぐらひゃくにんいっしゅ)」の中に、今は学問の神様として名高い「菅原道真(すがわらみちざね)」の
「このたびはぬさもとりあへず手向山(たむけやま)もみじの錦かみのまにまに」
という歌を思い出します。

この歌は、モミジの紅葉を「錦」に例えた歌であることは言うまでもない事。

「錦橋」の辺りの桜並木はやや貧弱な感があるので、もみじの並木か何かがあれば、秋の紅葉の季節には名前の通り「錦」に染まるのではないでしょうか?

東京都近郊では多摩が紅葉で比較的有名ですが、もともと山野に生える樹木で、庭木にされることはあっても川沿いの並木には余り向かないようです。

川沿いの並木と言えばどうしても柳か桜と相場が決まってしまいます。桜並木が立派になるのを待つ事にしよう。

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